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2003.12.26

サルディニィア島(その2)

サルディニィア島で行われたGIAの総会で議論されたテーマのひとつがスパムメール対策である。

各国のISPともスパムメール対策には、非常に力を入れている。

米国ではスパムメールの被害も大きく、EarthLinkでは個人がスパムメールを排除できるサービスを提供しているのはもちろんであるが、ISPとしてスパムメールを廃棄している。
ブラックリストをシステムで自動的にアップデイトしながら、ブラックリストに載っている送信者からのメールを廃棄している。
EarthLinkによれば、インターネットの健全化とともに、ISPとしてスパムメールのためにリソースが使われていることに対して、防御として廃棄していると説明している。

また、AOL,MSN,Yahooなどとコンソーシアムを作って訴訟合戦にも備えている。
米国では12月にスパム規制法、CAN-SPAM法が成立している。
EarthLinkから非公式に聞いたところ、スパムメール対策で45%のメールを廃棄しているとのことである。
米国でのスパムメールのすごさを表している。
南米のUOLも半分近くを廃棄しているとのことであった。

日本では電気通信事業法上の制約やメールを受信するお客様への配慮から、ISPがメールを勝手に廃棄することには違和感がある。
利用者がスパムメールを拒否できるようにするサービスはニフティでもすでにはじめている。
さらに、ISPの防御策として、発信元に対して、一度に大量のメールが送れないようにする通信制限は行っているが、メールをISPが廃棄することは行っていない。

ニフティとしては、インターネットの健全性を脅かす悪質な送信者のスパムメールをもっと強く制限することを検討する時期に来ていると考えている。


サルディニィア島の忘れられないグルメを紹介する。
島の名物は何かと聞いてみたら,なんとカラスミという返事。
カラスミをイタリア語では、「ボタルガ」という。カリアリのレストランに言って「ボタルガの料理をほしい」と聞いたところ「わかった」といって出てきたのがカラスミのスパゲティである。
メニューにもないもので、スパゲティの上にカラスミをちょうどチーズのように削って振りかけたもので、まさに絶品であった。

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       カラスミのスパゲティのレストラン

本当においしかったので、三日間の間に二度もカラスミのスパゲティを食べに行った。

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2003.12.24

サルディニィア島(その1)

10月中旬に、イタリア、サルディニィア島に出かけた。
サルディニィア島はイタリア半島の西側にある四国ぐらいの島である。

北部はリゾート地域だそうだが、南岸のカリアリという古いたたずまいの町に行った。

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            カリアリの町並み

カリアリは古い港町で、ローマ時代のコロシアムの跡とか中世と思われる城壁をそのままにした町並みなど、興味深いところが一杯あるが、ローマと違って観光客は一人もいない。

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           観光客のいない遺跡

カリアリで第五回GIA(Global Internet Alliance)という世界各地域を代表するISPが集まって、ISPのビジネス戦略、開発課題、サポート課題などを討議する国際会議が開かれた。
世界のISPが集まって情報交換するこの会議では多くのことを学ぶことが出来る。
今回はいつもより集まりがよくなく、主なISPは日本から我々ニフティ、香港からPCCW,南米からUOL,米国からEarthLink,ヨーロッパから今回のホストを務め、カリアリに本拠地があるTiscaliである。

ここで議論されたテーマや学んだ点は、次の機会に述べることにして、少しイタリア人の働き方について感じたことを述べてみたい。

私は今まで、米国、ドイツ、英国へはビジネスの関係で何度も訪問したことがあるが、イタリアははじめての訪問であった。

イタリア人の私のイメージは底抜けに明るく、人をもてなすことが上手で、遊びが大好きで、少々時間にルーズで余り仕事には熱心でないというものであった。
ところが、丸二日間の会議は、朝9時から19時までびっちり行われ、それから歓迎の夕食である。
ホテルに戻るのは、真夜中はもちろん過ぎている。
翌日は、また朝9時から、実際は少し遅れて、9時15分ごろから、19時過ぎまでと、すごいスタミナである。
明るく、もてなし上手で、少々時間にルーズなとこは、イメージどおりであったが、仕事に熱心でないというのは全くの誤解であった。

今回のGIAはホストのTiscaliがリーダシップをとり、ISPとしてどのような分野に力を入れていくか、地域の異なるISP間で連携するメリットなどについて熱心な討議が行われ、たいへん参考になる点が多かった。

特に、TiscaliのMario Marianiさんは熱心で明るく、人をひきつける魅力の持ち主で,そのせいか、Tiscaliは今、ヨーロッパで一番元気なISPである。

米国はビジネス、ビジネス、英国やドイツは格式を感じ、付き合いを深めるのに時間がかかる。
その点、イタリア人は一回でたいへん親しくなり、いっぺんに好きになった。

次回のGIAの総会はニフティがホストになって、日本で開かれる。

MarianiさんやTiscaliのメンバーとお会いするのが、今から楽しみである。


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2003.12.17

アメとムチ

サッカーの楢崎選手が忙しいスケジュールの中、ニフティを訪問してくれた。

皆さんご存知のとおり、楢崎選手はサッカー日本代表の守護神である。
彼は、ニフティのサイトにオフィシャルホームページを持っていて、ファンの方々への情報発信に積極的にインターネットを利用している。

お会いすると、いつもTVで見る試合中の厳しい表情の楢崎選手とは別人のように、にこやかな明るい好青年であった。
特にゴールキーパーは試合のとき、本当に神経を集中しているんだなあと思った。

楢崎選手は自らノートパソコンからメッセージを発信して、ファンの方々とのダイレクトなコミュニケーションを大切にされている。
サイン入りのゴールキーパーの手袋を記念に頂いた。

楢崎選手が連続無失点試合を続けて、さらに活躍されることを期待してやまない。

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           楢崎選手とともに

ニフティでは、Sports@niftyアスリートのサイトでいろいろなアスリートの方々のオフィシャルホームページを開いている。
競馬の武豊さん、プロレスの武藤敬司さん、サッカーでは楢崎選手のほか、宮本恒靖選手、柳沢敦選手,永井雄一郎選手、プロ野球の岩村明憲選手など大活躍されているアスリート達である。

武豊さんが昨年の秋の天皇賞の翌日に、やはりニフティを訪問された時のことを思い出した。
武豊さんは海外レースで99勝をあげるほど海外でも活躍されている。
「インターネットを利用して日本の競馬界の社会的地位を少しでも上げたい」、「イギリスやフランスの競馬を日本のファンにも紹介したい」、「後輩の騎手をインターネットでファンにアピールしたい」・・・と熱く語られる武豊さんに魅了されたのは私だけではなかった。

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           武豊さんとともに

そのとき、前日の天皇賞で使用した鞭を記念に頂いた。
武豊さんがニフティを訪問されるということで、一目見ようと、ニフティの社員は用もないのに、応接室の周りをウロチョロウロチョロしていたこともあって、社長が武豊さんから鞭をもらったということがすぐに社内に広まった。
「社長が鞭をもらったぞ」「あの鞭で我々を叱咤激励するらしい」

私はそのうわさを聞いて、すぐに飴を買いに行った。
「ムチだけでなく、アメもあるよ」ということで、今でも、ニフティの社長室にはアメが置かれており、記念のムチは戸棚に大切にしまってある。

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             アメとムチ


幸い天皇賞以後、記念のムチはまだ使われていない。

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2003.12.16

長時間ダウン

12月15日ココログのサービスで、長時間にわたり、記事の投稿やユーザ登録が出来ないトラブルが起きた。

利用者の皆様にたいへんご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

私が「スピード、スピード」とプレッシャーをかけすぎたのではないかということが一番気になった。

このようなシステムのトラブルが起きると、@niftyでは、いつから、どのようなトラブルが発生して、どのような対応をとっているかがメールで幹部社員全員に通知される。
トラブル時には、現場はてんてこ舞いになる。

プロジェクトリーダのやるべきことは、トラブルの原因の究明と的確な対応をとることであることは言うまでもない。
上司や社長への詳細な報告は優先すべきでない。問題解決を最優先すべきである。私も富士通時代、ソフトプロダクトの開発責任者として、何度もこのような修羅場を経験したが、上司への詳細報告は常に事後とした。
上司がトラブル時に現場に行っても邪魔になるだけである。
トラブル時に、細かい状況を逐一上司に報告する現場はけっしてよい対応をしているとは言えない。

今回のトラブルでは、幸いに、メール以外、現場から何の報告もなく、私が電話で、「何か、できることがあるか」とプロジェクトリーダに聞いたが、「いや、大丈夫です。ご迷惑をおかけしています」という返事が返ってきた。

内心は、せっかくココログが盛り上がってきているのに、と心配であったが、普段どおり7時過ぎに退社した。
帰宅してから、何度となくココログをアクセスしてみたが、復旧していない。

ようやく復旧してヤレヤレ一安心。現場はたいへんだろうなと、私の若いころのトラブル対応の時を思い出した。

事後の報告を受けた後、対策が十分か、もっと長時間の耐久テストが必要なのではないか、更なる品質強化テストを実施するよう、品質保証部に検討するように指示した。

ココログの利用者の皆様には深くお詫びします。
これに懲りずにご利用お願いします。

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2003.12.12

ニフティ会員以外へのココログ提供

インターネットBlogを書き始めてから、多くの方に見ていただいてたいへん光栄と思っている。

「たいへんでしょう」、「いつまで、続くのですか」、「三日坊主と言われているみたいですが、頑張っていますね」、「本当に社長ご自身で書かれているのですか」・・・
少しずつプレッシャーになってきているかなあ、というのが実感である。

最初の「ココログのリリース」で書いたとおり、初心者として少しずつ習熟しながら続けてみようと、すべて自分で入力している。
Blogではトラックバックによって書くことを励まされるように感じる。

知人の鎌倉さんからココログをはじめた旨メールをもらってアクセスしてみた。私よりあとにスタートしたのに、なんとココログをうまく使いこなしていることか・・・。凝り性の鎌倉さんが週末に頑張っている姿が目に浮かんだ。

私も負けてはおれないと、インターネットBlogのマイリストを充実させてみた。
さらに、レイアウトも変えてみる。少しずつ、様になってきたぞ。
試行錯誤の後、思ったより簡単にできたので、「なかなか、使いやすくできているね」と、まずはココログの開発担当をほめておいた。

ココログの利用者は10日間で4300人を超え、順調に増えているが、これくらい簡単に使えるなら、もっと多くの方々に利用していただいてもよさそうである。
何人かの方々から「ニフティの会員でないとココログは使えないのですか」、「有料でも使ってみたいのですが」と要望を受けた。
私のBlogを読んだ方から感想などをトラックバックでなく、メールで頂くことが多い。
トラックバックはBlog利用者でなければ発信できない。
もっとココログ利用者を増やさねばと思う。

実は、12月2日のココログのスタート直後に、「12月2日、予定通りの開始、よく頑張ってくれた。次は@nifty会員以外にも有料で使っていただくことを考えてくれ」と宿題を出していた。

新たな会員コースを作ると時間がかかりますとか、会員規約がどうのこうのと報告を受けた。
「一番早く、年内にスタートするにはどうすればよいのか」
「一番早いのは、月額250円のコースでココログを使っていただく形態になりますが」
「何しろ早くスタートしてくれ」

また、社長の横暴な命令にプロジェクトチームは「何とか来週にはスタートさせます。」と約束してくれた。
(※ニュース・リリース

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2003.12.09

「インクス流」結婚披露宴

この週末、都内のホテルで、インクスの山田眞次郎社長夫妻が媒酌人を務めたインクス社員同志の結婚披露宴に出席した。

インクスは山田社長の強力なリーダシップのもとに、製造業の基本となる金型製作の分野で新風を起こしている新しい企業である。全く新しいITを駆使した方法で、今まで45日かかっていた金型製作を24分の1の45時間に短縮して話題になっている。(24分の1改善したのではなく、24分の1にしたのである。)

小泉首相が蒲田の中小企業を見学して話題になったが、そのときの1社である。
今年の日経BPの「イノベーター大賞」の優秀賞を受賞している。

山田社長執筆の『インクス流!』という単行本を読むと、山田社長の日本の金型産業に対する想い、高い志に経営者として感心させられる。
今まで、山田社長には何回かお会いする機会があった。インクスの経営手法にはたいへん参考にさせていただく点が多い。

今回、社員同志の結婚の媒酌人を務められ、山田社長の誠意、誠実さに感銘を受けた。
社員を大切にする誠意が伝わり、社長の想いを二人に伝えようとする気持ちが強く感じられた。

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      山田社長と新郎


私もニフティの社長に就任以来、社内で従業員という呼び方を禁止して、必ず社員と呼ぶように言っている。
業務に従事する人員ではなく、@niftyのブランドのもとに、お客様に満足いただけるサービスを提供する事業をともにするメンバーである。
社員を大切にすることと、甘えさせるということは違うのは言うまでもない。

山田社長は20歳代、30歳代のメンバーにどんどん仕事を任せながら、なお手取り足取りメンバーを育てておられる印象である。経営者として教えられる点が多い。
日本の中小企業で、このように志が高く、経営に秀でた経営者がいることはたいへん心強い。

この結婚式でのひとつのエピソードを紹介する。
新郎はこのホテルのチャペルで結婚式を挙げたわけであるが、前からたいへんお世話になっている神父が関西におられたそうである。

その神父に結婚式を執り行ってもらいたく、ホテルに「シンプを連れて行きたいのだけど」と電話で問い合わせた。
ホテルの担当者は「もちろん、かまいませんが、新郎はどうされるのですか。」と・・・。

「神父」と「新婦」の間違いで笑い話のようなものであった。

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      神父いや新婦


結局、そのお世話になっている神父に式を挙げてもらったわけであるが、新郎によるとホテルの結婚式と披露宴は全てパッケージになっていて、ホテルからの請求書には「神父お持込料」と書かれていたそうである。
マニュアル文化の弊害である。ホテルの用意したパッケージにたいして、ワインやお酒と同じように持ち込むのは何でも「お持込料」になるわけである。

この話を聞いて私は簡単に笑えなかった。
ニフティの顧客サービスにも、このようなマニュアル化された対応をしている点がきっといろいろある。
時々、お客様から、ニフティの至らない対応を指摘される。
ずいぶん改善すべく手を打っているつもりであるが、まだまだ不十分である。
この課題は、終わりのないテーマであり「さらによい対応を」ともっともっと追求していかなければならない。

最後に付け加えると、この披露宴の新郎は私の愚息である。

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2003.12.04

Six Apart社

@niftyのBlogサービス「ココログ」は米国Six Apart社が開発したTypePadがベースになっている。

Six Apart社は27歳の若夫婦が2002年に設立した小さなベンチャー企業である。
今まで、私も富士通時代から数多くのベンチャー企業と付き合ってきたが、このように夫婦で奥さんがCEO,旦那さんがCTOで二人がfounderというベンチャー企業ははじめてである。
Six Apartという名も二人の誕生日が六日違いということからなずけたとの事だ。
なにか、ままごとをやっているような初々しさを感じる二人であるが、開発したMovable Type,TypePadともにしっかりしたものであることに驚く。
我々の評価でもTypePadがもっともすばらしかった。

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二人に聞くと、ミナが設計してベンがコーディング、二人なので会議もいらないし、コミュニケーションの問題なんてなく最適なソフト開発環境だとのこと。

11月21日の急遽決まった報道発表でも、CEOのミナ・トロットさんははじめての経験だといっていたが、実に堂々とした受け答えで感嘆させられた。

報道発表が成功裏に終わったので、その晩、ベン、ミナ・トロット夫妻をてんぷらの夕食に招待した、
二人ともカウンター越しにてんぷらを食べるのはたいへん楽しいと、味よりも食べ方に大喜びであった。

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素直な喜び方に、次回はお寿司のカウンターに招待することを約束した。

二人がいつまでも新鮮で初々しいこと、Six Apart社が余り大きくならず、いつまでも光輝くBlogのリーダであることを願ってやまない。

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Blogの初日の感想

たくさんのトラックバックをいただいた。
多くのものは前向きな励ましのもので、三日坊主にならないよう継続することの重要性を痛感している。

まずは使ってみてBlogはかなり使えておもしろいものだという感想だ。

ニフティの社内も12月2日に無事サービスをスタートできたことや社長のBlogで大変盛りあがっていたようだ。
ココログの初日の開設ユーザは1700を越えたそうである。やはり、予想以上にBlogへの関心が高い。

ニフティの社長としてBlogを「顧客中心モデル」のために役立たせたい・・・・・・と難しいことよりも、Blogのおかげで皆さんの意見がダイレクトに聞ける機会が増えると喜んでいる。

12月2日は、私にとってBlogの記念すべき日となった。

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2003.12.02

ココログのリリース

今年の6月末のある日、私の部屋にTシャツを着た若者2,3人が「ちょっと社長よいですか。お話があります。」
といって突然入ってきた。

「Blogというサービスは大変おもしろいもので、米国でも流行の兆しが出てきました。我が社でも、ぜひやるべきです。」

ニフティのコミュニティ部やシステム事業部の若いメンバは必死に、Blogとは何か、なにが特徴で、どんな可能性があるか私に説明してくれた。

実は、その前にも私の手元には米国のシリコンバレイ在住のニフティ駐在員から「米国におけるBlogの使われ方」という調査レポートが届いていた。
7月中旬のニフティの戦略会議にBlogサービスが議題としてあがった。
戦略会議は@niftyのサービスの方針を決める場で、ワイワイガヤガヤスタイルの会議で毎週開かれる。
この会議ではBlogの推進体制やBlogの米国ソフトハウス4,5社の名が挙がっていたが、2004年1月試験サービス、4月正式サービスという当たり前のスケジュール案が提案された。
ワイワイガヤガヤの議論の後、結局、私は年内正式サービス開始という条件でGOサインを出した。

それからBlogプロジェクトチームの死闘が始まる。
米国出張、ソフトハウスの選定、テスト版の評価、日本語化、カストマイズ、社内への仮リリース、契約交渉,全て並行作業を行って、年内、それも今日、12月2日の正式サービスを実現してくれた。
もちろん、これには、Blogチームの猛烈なガンバリだけでなく、開発元のSix Apart社のベン・トロットとミナ・トロット夫妻や伊藤穣一さん他の皆さんの献身的働きがあって実現できたわけだ。

「やろう。」といって、四ヶ月余りで正式サービスを開始できたことはニフティもまだまだスピード感のある会社といえる。

11月20日の夕方「明日発表しよう。」と決めた。深夜までの契約交渉やリリースの打ち合わせが行われ、11月21日に報道発表を行った。
発表の席上で私は「Weblog(Blog)はWWWが大幅に進化したものと考えており、WWWの登場と同じくらいのインパクトがあり、インターネットの利用形態を大きく変え、新しいビジネスモデルを生み出す可能性がある。」といった。

これを現実のものとするためにも、私もBlogを書いて、ぜひココログを使いやすいものにしたいと考えてインターネットBlogをオープンすることにした。

会員の皆さんに今日から提供するココログと同じバージョンを利用して少しずつ、習熟していきたいと思ってます。
今日は私にとってもBlogの初日、初心者ですが、よろしくお願いします。

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